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街かどの花⑦

事務局

巡回技能員のTomoです。

今回、紹介する花はスイセンです。スイセンにも色々な品種がありますが、その中の房咲水仙(フサザキスイセン)です。和名は「スイセン」中国名は「水仙」英名はSacred Chinese lily「セイクリッド・チャイニーズ・リリー」やnew year lily「ニューイヤー・リリー」とも言うそうです。また学名はNarcissus「ナルキッソス」と言います。「ナルシシズム」の語源だそうです。


水仙は古くから全世界で品種改良が行われ、現在では1万種を超えるとも言われています。花姿は中心にめしべとおしべがあり、その周りの部分を「副花冠」と呼び、品種によって色や長さに特徴があります。毒性もあり食べないように注意しましょう。花色は「白」、季語は「仲春」で、球根から生える多年草の観賞用植物です。


花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「尊敬」「自惚れ」「神秘」です。


この花のいわれになっているのは、ギリシャ神話からだそうです。絶世の美貌を持つ美少年「ナルキッソス」が自分だけ愛する呪いをかけられてしまい、水面に映る自分の姿を見て抱きつき、池に落ちて溺死してしまったという話しでその近くにスイセンが咲いていた事からこの花の由来になったそうです。諸説ありますが。

悲しい伝説です。【写真参照】

この花を見ていると季節が冬のせいか何か寂しい感じがします。一方、中国では「縁起の良い花」として新年の祝福される花としてふさわしいと言われています。(new year lily・ニューイヤーリリー)


水仙の原産地は、スペインや北アフリカなどの地中海とされています。日本では福井県の県花です。

開花時期は1月上旬~2月上中旬で寒い時期に開花する花で、この白いスイセンは1/3、1/13の誕生花です。


私のイメージでは花色の白や下にうつむいているように咲いている花姿がとても悲しげで寂しい感じがします。この真冬の空の下、裏庭でひっそりと咲いていて伝説のようにとても悲しい感じがします。いつも近くに咲いているこの花にはこんな言い伝えがあるのだなと思うと新鮮で発見があり、探求心が湧いてきます。

この花はとても寂しい感じがしますが、また楽しげな暖かい春が待ち遠しいです。


それと絶世の美少年であることで周りからどのように思われていたのか、もてはやされていたのか、それともねたまれていたのか、どうしてこういう運命をたどることになったのか深く掘り下げて知りたくなりました。

このような花の意味が他の花にもあるかも知れません。興味津々です。楽しみがまた増えました。

またHPに掲載を続けていこうと思います。



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